言葉までの経緯
町民達の避難所
そこに戻ってきた、ペットフード屋の犬シュシュ。良かったと皆が安心し手当をしてくれようとします。そこで、一人の年配の男性が、あることに気が付きます。町長が避難所に戻ってきてはいない様子でした。
町長が、シュシュの餌をやりに行くと言って出ていったのに、シュシュのみが帰ってきて、町長は帰ってきていないことに。
町長のジジイという言葉は汚くもありますが。
町民たちは心配し、身を案じ、見に行こうと発言する者も現れます。
それを止めたのが、先ほど町長の不在を訝しんだ年配の男性でした。
この町のことを知り尽くしているから、海賊共(バギー一味)に捕まるはずはない。
そう断言します。
けれども、
だからこそ、
不安な気持ちも芽生えていたのです。
そこまで町長を知る男性の
発した言葉が
ただ…思い入れも深すぎる…!!
わしらにとってはあまりにも…
漫画 ONE PIECE 第2巻第14話 〝無謀っ!!〟 より引用
でした。
町を知り尽くしている、
すなわち
町のことを分かっている、町を大切にしている。
町のことは知っている、町の様子や歴史を知り尽くしている。
だからこそ、町への町民への想いを気持ちを強く抱いている。
そして抱きすぎている。
たとえ、町の形が壊されようとも破壊されようとも崩されようとも、町民一人一人が無事ならば、再建は可能であり、町並みは歴史は、作り直せる建て直せる。
理屈では理解できても、建て直せると信じていても、
それでも、あまりにも、ただの荒れ地だった、おれ達の町をつくろうと歩んできた40年、海賊にやられたことを忘れて、町をつくろうと宣言した40年前。
40年前も、【海賊】
今回とあまりにも同じような状況、
一から初めて作り上げた町、
また初めからやり直せばいい、やり直せると言い聞かせるには、
自分の町、
町長としての誇り、
町民に対しての想いが、強いのが町長。
町を宝と言い切る想いが強いのが町長であり、
そのことを理解している信じていのが年配の男性でした。
こんなにも大切にできるもの、宝と信じて守りたくなるもの。
宝と信じられる感じられるものを、
築き上げられる、
自身で作り上げることのできる町長の、
そして町長とともに頑張った仲間たちがとても眩しく感じられます。
心に響いたこと
そして、お互いのことを知っている、わかろうとしあうからこそ、深すぎる思い入れであることを考慮でき、そのことを気にかけて心配をできるのではないかと、感じられた、心に響いた言葉でした。
皆様には今回の言葉はどのように感じられたのでしょうか。
少しでも新しい発見があれば幸いです。
今回の言葉を、直接読んでみたい場合は
漫画 ONE PIECE 尾田栄一郎 ジャンプ・コミックス 集英社
第2巻 第14話 〝無謀っ!!〟
を、是非読んでみてください。
皆様には、
どの様な新しい響きがあるのか、
楽しみです。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。
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