もとよりかなりの好意があればまだしも まずありえませんね

漫画

ーーー上野 五反田キングダムスタッフ

クリスマス直前、スーパー小丸ではバイトの男性スタッフ武田女性スタッフ北条が働いています。

武田は北条に気がある様子で、クリスマスには北条と一緒に過ごしたいと考えています、そんな折に北条からクリスマスの予定を訊かれます。

まだ未定と答える武田に北条は意外だと意味深なそれでいて、自分も寂しく過ごしそうだと発言します。

これは!!と武田はチャンスと考えます。

これをチャンスだと捉えるのは、経験不足なんでしょうか?それとも夢見がちなんでしょうか?女性にとっては社交辞令的な発言?それとも…考えてしまいます

勿論、漫画ならではの展開は有るのだろうとも考えますし、現実でここまで露骨にはチャンスと思うことはないですけれども…それでもワンチャン期待枠が有るのではとも考えてしまいます

武田もそのような思考だったのかは分かりませんが、北条がクリスマスには自分を誘ってほしいのでは、一緒にいたいのではと期待を膨らませます。

武田がそのような妄想?をつのらせていた時、背後にはすでに上野の姿がありました。

クリスマス用のケーキを買いに来たついでに?武田の先程の態度を見たことから、武田と北条の関係を訊きます。

クリスマスデートに誘うと言っていた武田は、北条と付き合っているのかと考えた上野。

何故クリスマスデートに誘うと言うだけで、上野が二人が既に付き合っているという思考になったのかは、武田のクリスマスデートプランの金額がとても高額で有ることを見抜いていたからでした。

その上で、上野は突然百万円いりませんか?と武田に問います、勿論武田は即座に断ります。このような大金を渡そうとするのは、なにか裏があるはずと怖くて受け取れないのでした。

いきなり初対面の親しくない人に百万円を渡されそうになったら普通の感覚ならば断りますよね。

その感覚を判断させた上で、武田の高額なデートプランは、北条側からしてみれば重すぎる、ガチデートでデート以上のことを考えているという思考になるはずと、告げます。

高級料理にいって、その後バーにい行って、プレゼントまでもらったとしたら、その後に何かを求められたら断りづらいし、そのような本気のデートに付き合ったら気があると思われてしまう。それは困る。

そのようなことを考えた結果、北条はどのようにして断るかを考える、そのほうが手っ取り早いという思考にいたると上野は教えてくれます。

これには武田も少々反論し、北条が今回のデートプランを、

ロマンチックなデートで素敵、自分の為にここまで考えてくれるなんて素敵

とはならないのかと問います。

その問に上野

もとよりかなりの好意があればまだしも

まずありえませんね

漫画 ラブホの上野さん 第1巻より引用

とバッサリです。

そこまで、いきなり初対面の人や面識のあまりない、ましてや好意を抱いていない人物からの、贈り物や行為には人は慎重にかつ、強固に拒否反応をするのですね、そしてそれが正しい判断なのだと念頭にいれて行動しなくては怪しまれるということですね。

高価な物、貴重な物をいきなりプレゼントするのは逆効果となることが多にしてあると気をつけなければいけないということですね。

好意を抱いている人物や仲良くなりたい人物には、どこまでが警戒されない範囲、警戒されない間柄なのかを見極めなくては、なおさらに慎重にならないと大惨事になってしまいかねませんね。

そのように人には、何かをもらったら何かを返す必要がある、返報性の法則が備わっているの、備わっているはずなのに、高価な物を送りつけられたり、高価なものを安価でもらえたりするような詐欺のような事案に引っかかってしまうことも有るのでしょうか。それほどまでに詐欺師は優秀なのか、高価な物に対して盲目になってしま警戒しない人物や瞬間もあるということも、意識になければ危険だということなのでしょうか。二面性があるのか一貫性がないのか、心の動きを乱すのが上手い人がいるのか、人間は難しいですね。

ということに気付かされた心に響いた感銘を受けた言葉でした。

それならば、好意を寄せている人に安全かつ慎重に、親密になるにはどうする方法が有効なのでしょうか?一つの答えを上野が教えてくれています。

デートならば一回目は頑張りすぎずに軽くカフェで話すくらい始める、それくらいならば誘う方も断られても痛手を受けず、かつ女性もそれくらいならば構えずに誘いを受けてくれる確率が高まるということでした。

その教授をうけて、武田と北条の関係性がどうなったのか?と気になる方や、上野の話を直接読みたい方は

ラブホの上野さん 漫画 博士 原案 上野 MFコミックス KADOKAWA

第1巻 第七話 デートの重さ

を是非読んでみて下さい、皆様にはどのような新しい響きがあるのか楽しみです

コメント

タイトルとURLをコピーしました