『それを証明するのは難しいな』信頼の糸―漫画『概念ドロボウ』からの考察

漫画

それを証明するのは難しいな

漫画 概念ドロボウ 第1話 タンテイ卜デカ より引用

如月ウロ 探偵 の言葉です。漫画 概念ドロボウ

心に響いた部分

名もなき探偵の挑戦、ドロボウとの壮絶な駆け引き

謎の事件を解明すべく捜査一課のに所属する刑事の有馬ハル

何もかもがおかしくキーワードは

«ドロボウ»絡み、

そんキーワードもしらない新米刑事の有馬、

特別任務とし調査協力依頼をすべく如月探偵事務所を訪ねた有馬

部屋に入ると床に巨大な真っ白なジグソーパズルと格闘中の人物が……

その男の第一声は…君は誰だ?

その問いに

中央署の有馬と申しますと答えつつも

捜査協力を願う有馬でしたが

返答をする

如月ウロの言葉は

如月ウロはボクだけど それを証明するのは難しいな

それと同じくらい 君が刑事かどうか証明するのも難しい

漫画 概念ドロボウ 第1話 タンテイ卜デカ より引用

とのことでした。

考えたこと

自己証明と他者理解の難しさ、信頼を紡ぐ重要性に迫る

確かに難しいと考えてしまえば

これ程までに難しいことも

無いのかもしれませんよね

そして、

自分を自分で証明できないようにそれとともに、

言われるがままに相手を信用しないということを、

今訪ねてきた今あったばかりの存在の人物も、

名乗った名前や身分を証明しようがないので、

信頼しない信頼できないという事を示していたのかもしれませんね

自分の不信を示すことで

相手に対する不信を示す

両方取りの一手になりえたセリフですね、

とは考えすぎなのかもしれませんが…

それでも

確かに自分自分足ることを証明することは難しい、

核心をつく言葉ではないか

とも感じました、

今この場で自分自身を証明するには、

名前を名乗り、

生年月日を名乗る?

出身地?

自分しか知り得ないもの?

名刺?

仕事内容?

恋人の有無?

家族の関係性?

どれもこれも他人が知っていてもおかしくない、

他人から見たら証明しようがない事柄ではないでしょうか?

では

じぶんとは他人とは?

目の前にいる存在の定義を証明する、

名前をつけるにはどのような方法なのでしょうか?

証明は信頼しかないのかもしれませんよね、

お金のように皆が

この紙を硬貨をいくらだと

信頼信用するから使用できるように、

その人物が誰だということも、

信頼信用する、

信用されるしかないのかもしれませんよね。

そんな些細かつ重要な事柄の

新しい響きがあった

心に響いた、感銘を受けた言葉でした、

皆さんも直接

如月ウロの言葉を読みたい方は

概念ドロボウ 田中一行 アフタヌーンKC 講談社

第1巻 第1話 タンテイ卜デカ

を、是非読んでみてください。

皆さんには、

どのような新しい響きがあるのか楽しみです。

最後まで読んでいただき、

ありがとうございました。

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