ONE PIECE ウソップの誇りの言葉と父への想い『こんな果てが あるかないかも わからねぇ海へ 飛び出して命をはって生きている親父を おれは 誇りに思ってる!!』ウソップの名言

漫画

シロップ村の若者ーウソップの言葉

ウソップが語る「誇り」の言葉

漫画『ONE PIECE』第3巻・第25話「ウソ800」に登場するウソップの言葉。
これは、彼の父・ヤソップに対する強い想いが込められた、胸を打つセリフです。

「こんな果てが あるかないかも わからねぇ海へ 飛び出して
命をはって生きている親父を おれは 誇りに思ってる!!」

父親が海賊として生きる道を選んだことに対し、寂しさや葛藤を抱えていたであろうウソップ。
しかし、それでもなお、海で生きる父を誇りに思うという強い気持ちを持ち続けていました。

今回は、この言葉に至る経緯や、その背景にあるウソップの心情を深掘りし、
読者にとってどのような意味を持つのかを考えてみたいと思います。

この言葉が生まれた背景

ルフィたちが次の航海の準備をするために訪れたシロップ村
そこで出会ったのが、嘘つき少年・ウソップでした。

ウソップには、病弱で屋敷に引きこもりがちな少女・カヤと親しくしています。
彼は毎日のように屋敷へ行き、カヤに壮大な冒険話を語っていました。
ウソップの話がどこまで本当だったかは分かりませんが、カヤはそれを楽しみにしていました。

しかし、カヤの執事・クラハドール(実は元海賊・キャプテン・クロ)は、
ウソップの存在を「カヤにとって有害」と考え、彼を遠ざけようとします。

クラハドールはウソップの父親・ヤソップを侮辱し、
家族を捨て村から飛び出した等、屈辱的な事を言い放ちました。

この言葉に激怒したウソップは、屋敷へ行くことをやめてしまいます。
しかし、それこそがクラハドールの狙いでした。

そんな中、海岸でウソップとルフィが語り合います。
ルフィはウソップの父・ヤソップを知っていました。
彼は「赤髪のシャンクス」の海賊団の一員だったのです。

父の名を聞いたウソップの顔が輝き、
彼はクラハドールに言われた言葉を思い出しながら、

力強く口にした言葉が

そうなんだ!!
 こんな果が あるかないかも わからねェ海へ 飛び出して
 命をはって 生きている親父を おれは 誇りに思ってる!!

漫画 ONE PIECE 第3巻 第25話 〝ウソ800〟 より引用

でした。

そして続けて

それなのに あの執事は 親父をバカにした…!!
 おれの 誇りを ふみにじった!!

漫画 ONE PIECE 第3巻 第25話 〝ウソ800〟 より引用

でした。

心に響いたこと

ウソップの誇りと「海賊」という生き方
ウソップにとって「海賊」とは、ただの無法者ではなく、
勇敢な海の戦士であり、夢を追い求める者でした。

父・ヤソップが選んだ生き方は、
確かに過酷で、命がけの航海の日々です。
しかし、それは同時に自由であり、誇り高い生き方でもあります。

ウソップは、そんな父を心から尊敬していたのでしょう。
だからこそ、他人に侮辱されることが許せなかった。
この強い感情が、あの言葉につながったのではないでしょうか。

そのような思いとウソップの表現力にたいして、心が響きました。

勇敢な海の戦士。果があるかないかもわからない、命を張っていきている。

どれも素敵な表現だと感じられました。

考えたこと

この言葉から考える「誇り」とは?
「誇り」とは何でしょうか?

ウソップにとっての誇りとは、
単に「父がすごい海賊だから」ということではなかったはずです。

幼い頃に父が突然いなくなり、
寂しさを抱えながらも、自分を奮い立たせるために
「父は勇敢な男だ」と信じ続けたのではないでしょうか。

もしかすると、ウソップは
「なぜ父は自分を置いていったのか?」
という疑問を、誇りという形にすり替えたのかもしれません。

「父は夢を追い、命を懸けるに値する世界を見つけたのだ」
「だからこそ、自分もそれを受け入れ、誇りに思おう」

そうすることで、
ウソップは自分の心を守っていたのかもしれません。

あなたにとっての「誇り」とは?
ウソップの言葉を通じて、
私たちは「誇り」とは何かを考えさせられます。

・何かを誇りに思う気持ちは、時に自分を支える力となる
・しかし、誇りとは単なる称賛ではなく、時に痛みを伴うものでもある

あなたにとって、
「絶対に誰にも踏みにじられたくないもの」はありますか?

それは、あなたが大切にしている価値観かもしれません。
ウソップのように、堂々と胸を張って誇れるものでしょうか?

ぜひ、今回の言葉を通して、
あなた自身の「誇り」について考えてみてください。

まとめ

ウソップの名言

命をはって 生きている親父を おれは 誇りに思ってる!!

漫画 ONE PIECE 第3巻 第25話 〝ウソ800〟 より引用

この言葉には、
彼の父への尊敬と、
彼自身の成長が詰まっています。

海賊という生き方を通じて、
父を理解しようとしたウソップ。

そんな彼の言葉は、
私たちにも「誇りとは何か」を問いかけてくれます。

この名言が、
あなたにとって新たな気づきを与えられたなら幸いです。

もし、

ウソップの言葉をもっと深く知りたいなら——

漫画 ONE PIECE 尾田栄一郎 ジャンプ・コミックス 集英社

第3巻 第25話 〝ウソ800〟

皆様には、

どの様な新しい響きがあるのか、

楽しみです。

最後まで読んでいただき、

ありがとうございました!

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