自分をお客様だなんておもうな ふたりソロキャンプ

漫画

ーーー樹乃倉巌 ソロキャンパー

言葉までの流れ

ルールを決めた上での、初ふたりソロキャンプ。意気込み過ぎて遅刻の草野雫樹乃倉厳と合流してから改めて、ルールの確認をしつつテントの設置も終わり。ご飯の準備をしようと、焚き火を始める。そこで、が『ローインパクト』という考え方をに伝えます、その説明の際に言った言葉です。

【キャンプ場でのマナー:自己制御が自然と他人にも良い影響を与える】

心に響いたこと

キャンプ場では、焚き火の使い方や直火の可否、使用に際しての台の必要性など、自然への配慮や安全面に関する問題が重要視されています。利用者自身が周囲の環境に気を配り、燃やせるものの判断や後片付け、ゴミの処理など、マナーを守ることは、使用者が快適に利用するためだけでなく、キャンプ場側が制限を設ける必要がある理由でもあります。

しかし、時に利用者は自身の行為によって窮屈な思いをすることもあります。自分だけがマナーを守っていると感じると、楽しさは薄れてしまいます。さらに、他人の言動や行動に敏感になり、マナーを守らない他者に嫉妬や悪意を感じてしまうこともあります。

他の人々が自由に行動しているのならば、自分も同じように自分の楽しみ方を追求することができると考えるかもしれません。しかし、その結果としてマナーが悪化する可能性もあるのではないでしょうか?

自分は利用者であり、料金を支払っているからといって横柄になり、自分が偉い存在だと勘違いし、規律を守らずに振る舞うことが本当に、自身の求める快楽なのでしょうか?

確かに自由気ままな行動や、他人の目を気にしないことは一時的に楽しいかもしれませんが、心のどこかで引っかかりを感じることもあるのではないでしょうか?

後から振り返って、場所を汚してしまったり壊してしまったりしてしまった!。自身の行為が他人にどう映ったのか、と楽しんだ後に後悔の念が思いが浮かぶことがあります。これは普通の感覚ですよね。

自分が節度を守って行動することは、実は本当に楽しめることや喜びにつながっているのではないでしょうか。

自分の節度ある行動が他者に見られ、その行動が真似されることで良い行動が広がり、周囲の環境も良くなります。勿論その逆に他者の素晴らしい行為を見たことでその行為を真似る事が回って周囲の良い行為に繋がり、結果的に自分自身もより楽しめるのではないでしょうか。

キャンプ場でのマナーに限らず、注意や文句を言う場合でも、自分の行動が自分に返ってくると考えると、その行動が正当化できるものだったのか、本当に正しかったのか、相手がその行動を受けるに、値する行為をしたのかを考えるべきではないでしょうか。

ただ自分が不快に感じた気持ちだけで相手を攻撃する意図で注意や文句を言うのでは、ただのクレーマーになってしまうでしょう。

キャンプ場をマナーを守っている利用者からすれば、自分勝手な振る舞いによって自然を破壊し、規律を破る存在は、自然界におけるクレーマーとなっていると言えるのではと考えられた、心に響いた、感銘を受けた言葉でした。

考えたこと

冒頭の言葉に触れ、私はいくつかの洞察を得ることができました。

この言葉は謙虚さの重要性を教えてくれます。

自分自身を特別視したり、傲慢になってはいないだろうか、勝手にお客様という立場に立って、偉くなったつもりで考えていないか?

また、他者視点の重要性をも示唆しています。

自分の立場や欲求にとらわれず、他人の視点やニーズで考えられているだろうか?

これらの洞察は、自己中心的な思考から脱却し、他人に対する思いやりや高品質な成果を追求する上で貴重なものです。

自分をお客様だと考えることは、謙虚さをなくし、他者視点を考えられなくなることなのかも知れませんね。

けれども、へりくだりすぎては疲れてしまうし、それでは自分を喜ばせられないですよね。

自分優位でもなく、他人優位でもなく、環境を守りつつ行動するのは、難しいですね。

物語の流れ

の、キチン約束をした初のふたりソロキャンプ!

冒頭からは大慌てです。ご飯の仕込みに手間をかけすぎてしまったらしく、遅刻です。

それでも、無事に合流し、挨拶を交わし、ルールに基づき、のテントの位置を決めます。

思いの他、のテントの近くだった事に、不信感をいだきつつも喜ぶでした。

無事にテントの設置も終わり、テントからの景色にもご満悦なでしたが、時間はかなり経過しており、辺りは暗くなってきていました。

そこで、ご飯の準備をしようとする二人でしたが、キャンプ場の焚き火のことについて話をします、

その中でが言った言葉が

自分を お客様だなんて思うな

ふたりソロキャンプ 第8話 より引用

でした。

利用者も、提供者も対等の立場で行動すれば、良い結果に繋がるということですよね。

ローインパクト、という考え方も話していました。

このような内容を直接、読みたい方は

ふたりソロキャンプ 出端祐大 イブニングKC 講談社

第2巻 第8話 ローインパクトって?

を、是非読んでみて下さい。

皆様にはどの様な新しい響きがあるのか、楽しみです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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