『今この瞬間にも他人のネタにされているのかもしれないのですから』会話のコツとは? 上野の言葉から学ぶ人間関係とユーモア

漫画

今この瞬間にも他人のネタにされているのかもしれないのですから

漫画 ラブホの上野さん 第三話 Talking abouto LOVE より引用

ーーー上野 五反田キングダムスタッフ の言葉

漫画 ラブホの上野さん より

心に響いた部分

ラブホのスタッフ上野さん、

今回は後輩と一緒にレストランへ来ています。

親密そうに話しかける後輩に対して、

どちら様ですか?と

言ってのける上野。

辛辣な冗談なのか、

本気なのか分からない掴みどころのないキャラクター。

後輩スタッフの一条は涙目になってしまいます。

料理が届いて、

食べようとすると他の席からの会話が聞こえてきます。

男性は満面の笑顔で会心の冗談を言った様子でした。

一条はその冗談を聞いて爆笑しますが、

上野や男性と一緒に来ている女性は、

真顔で何が面白いのか分かっていない状態です。

そこで上野が会話のコツを教えるという流れになります。

ラブホの上野さんから学ぶ、会話の楽しみ方と意味深な冗談

銃を突きつけられた女性が、

発した言葉が冗談となっている話を、

紹介したのですが。

今回は一条がポカーンとなっています、

何が面白いのかが分からないと、

素直に訊いてきます。

女性の発した言葉が、

違う意味にも取れる内容であり、

その意味がわかるとやっと、

話の内容が冗談だと分かる話のなのですが、

それなりの知識がないと分からず、

大概の人には説明が必要な冗談であり分かりづらい上、

しかも説明したところで興味のないジャンルの話だったとしたら、

キチンと聴いて貰えないことがほとんどですよね…

他人のネタと向き合う―上野の言葉が示す人間の一面

共通の趣味や話題が有るならば、

マニアックな話題もお互いにすぐに理解し合えるので、

面白い話、面白い時間になるのですと、

上野は言います。

では共通の話題が無い時はと、

一条が問うと、

何でも良いのでその場で見られる状況を話してみるような、

簡単な話題で良い様子です。

定員さんの話、

出てきた商品の話、

その反応を見て広げてプライベートな話題にしていくそうですが…

笑いと真実:上野の言葉から見える人間関係の複雑さ

自分としてはその何気ない話題というのが、

難しいと言うのが本音です。

話題がなにも思かばなかったり見つからなかったり、

一言二言発することができたところで、

そうだね、

とか、

うん、

とか反対に一言二言で返されたら話題を広げることが出来ない。

切り替えされたらもっと深い内容、

知識を必要とするような会話をしなければいけないのではないか?と

考えてしまい、

こちらからは話題をはすることも憚られますし、

相手からの高度な知識が必要な話題を振られて、

その事に上手に返せなかったらと、

考えて無言になってしまいます…

上野はそんな事はない様子で、

それだけでなくそらに、

格好いいとか、おしゃれとか、

ポジティブな発言だけではなく、

少し品のない会話も楽しむキッカケになると言います。

すこしゲスいと一条は言いますが、

上野が答えた言葉は

しかし 残念なことにゲスな話題ほど喜ぶ人が多いんですよ ひとときの笑いのためになんでも利用するそれで人が傷ついても知らないふり…という人が

でも 安心してください

私たちだって今この瞬間にも 他人のネタにされているのかもしれないのですから

漫画 ラブホの上野さん 第三話 Talking abouto LOVE より引用

でした。

このように、恐ろしくもあり、

悲しくも真実であろう事を淡々と話します。

笑いと真実:上野の言葉から見える人間関係の複雑さ

確かに、

人の不幸は蜜の味ではないですが、

ネガティブキャンペーンではないですが、

悪口は盛り上がってしまいますし、

自分に害がなければ、

人はある程度残忍になってしまうのかもしれませんよね、

知らず知らずに、

他人を陥れる、

落として笑いを、

一時の優越感を自尊心を満足させようとしてしまうのかもしれませんよね…

しかし結局はそのような行動は、

自分に返ってくるし、

自分がやっているような行動は他者も行っているということなのでしょうか。

他人のふり見て我がふり直せでは無いですが、

周囲がしている話題がゲスい話題だと気がついたならばそのような話題は、

意識して続けないのが良いのかもしれませんよね。

会話の導入部分として軽めにならば良いかもですが、

今この時にも、

自分の陰口で盛り上がっているのかもしれないのですから、

陰口を言うのならば、

言われても良いといいことなのでしょうから…

というような、

会話のコツの良い点も怖い点も気付かされた、

心に響いた感銘を受けた言葉でした。

皆様も、

会話のコツのを

直接上野の言葉で読みたい方は

ラブホの上野さん 漫画 博士 原案 上野 MFコミックス KADOKAWA

第1巻 第三話 Talking abouto LOVE

を、是非読んでみて下さい。

皆様には、どのような新しい響きがあるのか、

楽しみです。

最後まで読んでいただき、

ありがとうございました。

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