『ごみ捨て… どこからですか』まる洞察力と心に響く言葉 – 刑事と学生の交流から得た気づき

漫画

ーーーー久能整 学生 ミステリと言う勿れ

近所で同じ大学の同級生が遺体で見つかり、第三者による証言により警察署での取り調べを受けている久能整、数人の刑事が久能にと質問や形式的な取り調べを行いながらも、その狭い場所からはそれぞれの関係性が垣間見られる状況で、久能は淡々と見聞きする、そして判断して推理に近いことを行う

その事柄から判断したこと、思考したことをそれぞれの刑事たちに対面した時に告げる

どうしてそこまで判別できるのか、どのような考察でそのような思考に思い至ったのかはでは語っていませんでしたが、ある程度はそれぞれの人物のセリフから推察したのでしょう

子煩悩なんですか ペットが亡くなったんですか 奥さんとケンカでもしたんですか

など、その刑事が抱えている悩みを言い当ててしまいます、更には問題の解決方法についてもアドバイスのような発言をしていました

そんな中、池本優人巡査はまさに奥さんとの喧嘩中でした

ここでは池本巡査のシャツのアイロンがけ、靴の汚れ、から推測したの様子ですが更には、

奥さんが妊娠中であることも考察していました(実際5ヶ月だった様子です 驚きですね)

池本巡査は最近忙しくて、帰れなかったり、放ったらかしだが警察官はそういうものとわかってほしい、更にはゴミ捨てとかはしているのだから感謝してほしいと言います そこで久能の言葉

ゴミ捨て… どこからですか 

ゴミ箱はいくつあります? ゴミ捨てって家中のゴミを集めるところから始めるんですよ

ミステリと言う勿れ第一巻 第一話より

分別や 袋の取替 排水口の掃除 袋の在庫確認 

そうやってやっと1つにまとめて そこまでが面倒なんですけど

最後の一つ、完結する美味しいところだけ行ってさもやった気でいる、そのような状態で感謝しろと言われても… 心に刺さる 心に響く言葉でした

池本巡査も出来た状態のゴミを持っていくだけの、運ぶだけの行動でした まさに考えもしない、思いつきもしないといった状況で驚いていました その後ゴミ出しの行動を改めて行った様子で、すぐ行動を改める姿や、人の意見を素直に聴き入れる思考に敬服しました

表面上の行動でさも、行った気になる、最後のひと押しをしたのがたまたま自分だったということで、まるで全ての手柄が自分だけのものであるかのように勘違いしてしまう、思い込んでしまうことがあります

ゴミ捨てもまさにそうですし、仕事や人間関係でも遊びでも、今までの行動や関係性、過去から先人たちからの積み重ねによる過程の結果で、今の最後のひと押しまで持っていけたことがあるのだと

その結果に至るまでの道のり、人の手、時間のかけ方、方法、手助けなどなど、どのような事柄の人達が関わっているのかを考えることが、意識することをもっともっと大切にしなければいけないな、と新たな響きを感じられた、感銘を受けた言葉でした。

皆さんにはどのような気づきがあるのか楽しみです是非読んでみてください

久能整の言葉を直接読みたい方は

ミステリと言う勿れ 田村由美 フラワーコミックスアルファ 小学館

第一巻 第一話 Episode1 容疑者は一人だけ

を是非読んでみてください。

皆様にはどのような新しい響きがあるのか楽しみです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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