【辞書で確認】『フレー、フレー』の語源は英語?Hooray=バンザイ説と“がんばれ”になった理由(いつから?)

考える

運動会の掛け声『フレー』はなぜ“がんばれ”に?英語由来と定着の流れを根拠つきで整理

【結論】『フレー、フレー』の語源は英語?『Hooray=バンザイ』は本当なのか徹底解説

代表例リード

運動会で、みんなが声をそろえて叫ぶ。

「フレー!フレー!白組!」

でも、終わってからふと思いませんか。

“フレー”って、何の意味なんだろう?

この疑問、わりと多くの人が一度は感じています。
(しかも、ちゃんと辞書に「由来」が載っています。)

➡️ まずは結論を、10秒でお伝えします。

10秒で分かる結論

『フレー(フレーフレー)』は、英語の『hurray / hooray / hurrah(フーレイ/フレイ系の歓声)』が元になった、という説明が辞書・語源辞典で広く採用されています。

※英語の意味は主に「やったー!」「わーい!」の歓声で、辞書によっては「励まし」も含みます。

➡️ ただし「じゃあ、なんで日本では“がんばれ”の応援になるの?」が本題です。次でスッキリさせます。

小学生でもスッキリ分かる(噛み砕き版)

いちばん簡単に言うと、こうです。

英語の フーレイ(hooray) は、
うれしいときに「やったー!」って言う声です。

それが日本に来て、スポーツや運動会で使われるうちに、
「がんばれ!」って応援する声として定着しました。

だから、

  • 英語の元の気持ち:やったー!すごい!
  • 日本での使い方:がんばれ!いける!

みたいに、**“使い方が広がった”**と考えると納得できます。

➡️ ここからは「あるある」を出しながら、あなたの疑問を言葉にしていきます。

1. 今回の現象とは?

『フレー』って、毎年言っているのに、意味を説明できない。
この“もやっ”が今回の現象です。

このようなことはありませんか?(あるある例)

  • 運動会で叫んだあと、帰り道に「フレーって何語?」と急に気になる
  • 「旗を“振れ”って意味?」と、友だちとプチ討論になる
  • 負けている場面でも「フレー!」と言っていて、「元の意味とズレてない?」と思う
  • 英語っぽいけど、実際の英語圏で言うのか自信がない

こういう疑問は、あなただけではありません。
実際に辞書でも「フレー=英語由来」と説明され、さらに語源辞典では「もとは“万歳”の意」などの整理もあります。

キャッチフレーズ(よくある疑問を形に)

  • 「フレー、フレー」の語源とは?どうして応援の言葉になったの?
  • フレーは英語? “hooray(フーレイ)” と同じ意味?
  • 本当は“バンザイ”なのに、なぜ負けていても言うの?

この記事を読むメリット

この記事を読むと、

  • 「フレー」の由来を 辞書ベースで正確に説明できるようになります
  • 「英語の意味」と「日本での使い方」の違いが整理できて、モヤモヤが消えます
  • 友だち・家族に聞かれても、短く気持ちよく答えられるようになります

➡️ では次に、あなたの気持ちがそのまま入っていける“物語”で、疑問をいっそう深めます。

2. 疑問が浮かんだ物語

駅伝をテレビで見ていた、ある休日のことです。

最後の直線。走者の顔がくしゃっと歪んで、今にも止まりそうでした。
そのとき、隣にいた家族が叫びました。

「フレー!フレー!いけー!」

あなたも思わず一緒に声を出します。
声を出すと、不思議と胸が熱くなって、手に汗をかきます。

でも、次の瞬間。頭の片隅で、こんな声が聞こえてきます。

(……フレーって、結局どういう意味なんだろう?)
(“がんばれ”って気持ちは分かる。でも、言葉そのものの意味は?)
(英語って聞いたけど、本当に? なんでそうなったの?)

心は応援でいっぱいなのに、言葉の正体が気になって集中できない。
この「謎が気になって仕方ない感じ」、めちゃくちゃ分かります。

大丈夫です。
この先で、ちゃんと答えにたどり着けます。

➡️ 次は「結論」を先に言います。ここで一気にスッキリしてください。

3. すぐに分かる結論

お答えします

『フレー(フレーフレー)』は、英語の『hurray / hooray / hurrah(フーレイ/フレイ)』に由来すると説明されることが多い言葉です。

そして英語の hooray / hurray(フーレイ/フレイ) は、
基本的に 「やったー!」「わーい!」のような喜び・称賛の叫びで、辞書によっては 「励まし」も含めて説明されます。

ここが大事です。

  • 英語側:主に「喜びの歓声」
  • 日本側:そこから広がって「競技者への激励(がんばれ)」として定着

つまり、あなたの疑問だった

“バンザイ”っぽいのに、なんで負けてても言うの?

は、言葉が日本に入ってから **“役割が増えた”**と考えると筋が通ります。

ここまでで「語源は英語由来らしい」ことは掴めました。
でも実際は、細かい疑問がいくつも湧きますよね。
先に“つまずきポイント”をFAQでスッキリさせてから、本文の深掘りへ進みましょう。

3.5. よくある質問(まずここだけ)|フレー、フレーの疑問を1分で解消

気になるところだけ開いて読めます(全部読まなくて大丈夫です)。

即解決FAQ

Q1. 「フレー、フレー」は本当に英語が元ですか?

A. はい。日本語の辞書では、英語由来の掛け声(感動詞)として説明されることが一般的です。記事本文の「辞書で言い切れる範囲」に沿って覚えておくと安全です。

Q2. 英語の「Hooray / Hurray / Hurrah」は全部同じ意味ですか?

A. ほぼ同系統の「歓声」です。表記の揺れ(スペル違い)があり、基本は「やったー!」「わーい!」のような喜び・称賛の叫びとして扱われます。

Q3. 「Hooray=バンザイ」って言い切って大丈夫?

A. “近い”と考えるのが安全です。英語側は「喜び・称賛の歓声」が中心で、日本の語源辞典の整理では「もとは万歳の意」といった説明もあります。ただし日本の「フレー」は途中の激励として強く定着した点がポイントです。

Q4. じゃあ、負けている時に「フレー!」って言うのはおかしくない?

A. おかしくありません。日本では「途中の背中押し(がんばれ)」として使いどころが広がり、応援語として定着しました。語源と現在の用法が“役割の追加”でつながっているイメージです。

Q5. 「旗を振れ(振レ振レ)」が語源って説は本当?

A. それっぽく聞こえますが、語源辞典の整理では否定される説明が有力です。音が似ているので誤解が生まれやすい典型例です。

Q6. 英語圏でも試合中に「フレー、フレー」みたいに連呼しますか?

A. 英語にも歓声表現はありますが、日本の「途中の激励としての連呼」とは役割がズレることがあります。途中の後押しなら “Come on!” など、別の定番表現がよく使われます。

Q7. いつ頃から日本で使われ始めたの?

A. 記事本文のミニ年表の通り、大学の組織応援の導入(1905年ごろとされる説明)→大正期に運動会などで普及、という流れがよく語られます。本文の根拠パートで確認してください。

疑問が軽くなったところで、次は辞書・年表で「いつ・どう広まったか」を深掘りしていきます。

➡️ では次章で、
「辞書・語源辞典ではどう定義しているのか」
「いつ頃から広まったとされるのか」
「別説(振れ/奮え説)はどこまで有力なのか」
を、根拠つきで順番に深掘りしていきましょう。

4. 『フレー(フレーフレー)』とは?(定義と概要+遍歴ミニ年表)

『フレー、フレー』って、意味を知らなくても口が動きます。
でも、語源と流れを押さえると、同じ掛け声がちょっと“強く”なります。

ここではまず、辞書で言える確かな定義と、
どういう遍歴で「応援の言葉」として定着していったのかを、分かりやすくまとめます。

まずは定義(辞書で言い切れる範囲)

日本語の辞書では「フレー」を、次のように説明しています。

  • 英語 hurray 由来の感動詞(掛け声)
  • 競技者を激励・応援する言葉(「がんばれ」「しっかり」)

つまり、あなたが感じた疑問――
「フレーって何語?」に、まず一言で答えるなら、

“辞書的には英語由来です”
これが土台になります。

英語側の意味(「バンザイ」って本当?)

英語の hurray / hooray / hurrah(フレイ/フーレイ/フラー系)は、
英語辞典では主に「うれしい!」「やったー!」のような歓声として説明されます。

一方で、日本の語源辞典の整理を引用した図書館レファレンスでは、
hurrah を「歓喜・賞賛・激励を表す叫び声」と説明したうえで、
**「もとは“万歳”の意」**とも述べています。

なので「Hooray=バンザイ」は、

  • ✅ **喜びの叫び(バンザイ的ニュアンス)**としては近い
  • ✅ 文脈によっては激励にも寄る
  • ⚠️ ただし日本語の「フレー」は、さらに**途中の応援(がんばれ)**として強く定着した

…と理解すると、いちばん誤解が少ないです。

ミニ年表:どういう遍歴で「応援の意味」になった?

ここが、あなたが知りたい“流れ”の核心です。
ポイントは「意味が入れ替わった」というより、**日本で“使いどころが増えた”**ことです。

✅ ① 1905年ごろ:大学スポーツの「組織応援」と一緒に入ってきた

早稲田大学(公式)は、
「フレー、フレー」が日本各地に浸透した起源を、1905年(明治38年)秋の早慶戦に結びつけています。
アメリカ遠征帰りの野球部から学んだアメリカ式の組織応援がきっかけ、という説明です。

ステラnet(NHK財団系)も、
1905年11月の早慶戦で使われたこと、そして当時アメリカの「カレッジエール」で
hooray(hurray) が使われていた、という流れを紹介しています。

→ つまり最初は、
“英語の歓声文化(エール)”ごと、日本の大学応援に移植されたイメージです。

✅ ② 1918〜1920年:文献上で「フレーフレー」が確認できる

辞書には、1918〜1920年ごろの作品で「フレーフレー」の用例が載っています。
→ 少なくとも大正前半には、文字として通じる形で存在していた、という裏づけになります。

✅ ③ 大正時代:運動会・競技会に広がって“全国語”へ

図書館レファレンスでは、語源辞典の記述として
「フレーを重ねた“フレーフレー”が、運動会や競技会で用いられるようになったのは大正時代のようだ
と整理されています。

→ ここで決定的に強いのが、「毎年くり返される学校行事」です。
運動会は全国で毎年あります。
そこで繰り返されると、言葉は一気に“定着”します。

ここまでの疑問に、いま答えます(短く・ズバッと)

問いかけに、この段階で答えを置いておきます。

  • Q:運動会で叫んだあと「フレーって何語?」
    → 辞書では 英語 hurray 由来と説明されます。
  • Q:「本当はバンザイなのに、負けてても言うのはなぜ?」
    → 日本では 途中の激励(がんばれ)として役割が強くなったからです。
    語源辞典引用でも「歓喜・賞賛・激励」と整理されています。
  • Q:英語っぽいけど、英語圏で言うの?
    hurray / hurrah は英語辞典にある現役の歓声表現です。
    ただし「日本のフレー(途中の連呼)」と同じ使い方が常に主流、とは限らない点は押さえておくと安全です。
  • Q:「旗を“振れ”って意味?」
    → それっぽく聞こえますが、語源辞典の整理では「振レ振レの掛声ではない」と否定されています。

ここまでで、

  • 英語由来(歓声)
  • 1905年ごろに大学応援で導入→大正期に運動会で全国化
  • 日本では“途中の激励”として役割が強く定着

…という骨組みができました。

➡️ 次の5章では、もう一段深く踏み込みます。
「なぜ日本では“がんばれ”として定着しやすかったのか」
**「社会的にどう受け入れられて広がったのか」**を、文化と人の心理の面から解きほぐしていきましょう。

5. なぜ『歓声』が『応援(がんばれ)』に定着したのか?(背景・重要性)

4章で「フレー(フレーフレー)は英語由来」と「広まりの流れ」は見えました。
では次は、いちばん気持ちいい疑問です。

なぜ日本では、“やったー!”系の歓声が、途中の“がんばれ!”として定着したのか?

ここには、大きく3つの理由があります。

理由①:日本の応援は「途中を押す」時間が長い

スポーツって、勝つ瞬間は一瞬です。
でも、勝つまでの道のりは長いですよね。

だから日本の応援は、自然とこうなります。

  • 結果に「歓声」を送る
  • 途中に「激励」を送り続ける

辞書・語源辞典でも「フレー」は競技者を激励・応援する掛け声として整理され、
英語側のニュアンス(万歳・歓喜)とは別に、日本語としての役割が定着したことがわかります。

理由②:「短い」「揃えやすい」=集団応援に強い

「フレー」は短くて、母音がはっきりしています。
集団で合わせやすい音なんです。

さらに「フレー、フレー」と繰り返すと、

  • リズムが作れる
  • 声が揃う
  • 応援が“型”になる

この“型”が、大学の組織応援→学校行事(運動会)へ降りていった。
これが強いです。

理由③:「カレッジエール」という文化ごと入ってきた

早稲田大学の公式説明では、1905年ごろの早慶戦で、
アメリカ式の組織応援を取り入れたことが起点だと整理されています。

ステラnet(NHK財団系)も、当時のアメリカのカレッジエールに触れながら、
「フレー(=英語 hooray/hurray)」が持ち帰られた流れを紹介しています。

※カレッジエール(College Yell)は、アメリカの大学スポーツに由来し、リーダーの音頭に合わせて観衆が声を揃えて唱える独特の掛け声やエールのこと。

つまり「言葉だけ」ではなく、
“応援のやり方(文化)”が一緒に輸入されたイメージです。

ここまでで、こう整理できます。

  • 英語の歓声が
  • 日本の「途中を押す応援文化」にハマり
  • 集団で繰り返され、学校行事で全国化した

➡️ 次は、「じゃあ実際どう使えばいい?」を、今日から役立つ形でまとめます。

6. 実生活への応用例(正しい使い方・英語での言い換え・メリット/デメリット)

ここからは“知識”を“武器”に変えます。
読んだあと、誰かに聞かれても気持ちよく答えられるようにします。

日本語としての「フレー」の正しい使い方

ポイントは1つだけです。

「フレー」は“途中の背中押し”として使ってOK

語源辞典の整理でも、
試合中の「ガンバレ」の用法として「フレー」が使われると説明されています。

なので負けていても、言っていいんです。
むしろ「ここから」という場面ほど効きます。

英語圏で言うなら?(自然な言い換え)

ここ、いちばん不安になるところなので丁寧にいきます。

英語の hooray(フーレイ) / hurray(フレイ) / hurrah(フラー) は、
辞書では「喜び・賛成・励まし」などの感情を表す叫び声として説明されます。

ただ、英語圏で「途中の応援」まで全部を hooray でまかなうとは限りません。
場面に合わせてこう考えると自然です。

  • 勝った!達成した!:Hooray! / Hurrah!(歓声)
  • 途中で背中を押す:Go! / Come on!(一般的な応援)
  • 式典っぽく皆で:Hip, hip, hooray!(定型の歓呼)

「フレー」が効く理由(体感に近い説明)

声を揃えると、空気が変わる。
あれは気のせいだけではありません。

人は、動きや声が同期(シンクロ)すると、
集団への一体感が増え、協力行動が増えやすいことが示されています。

さらに、集団で歌う・声を出す行為には、
つながり感が増え、痛み耐性(エンドルフィン活性の指標として測られることがある)が上がったという報告もあります。

メリットとデメリット(悪用されやすい点まで正直に)

メリット

  • 気持ちが折れそうな人を“押せる”(激励の道具になる)
  • 集団の一体感が出て、応援が続きやすい

デメリット(ここが重要)

同期(シンクロ)は人を結びつけます。
でもその力は、ときに“危ない方向”にも働きます。

研究では、同期的な行動が
**権威への服従(破壊的な従順さ)**を高めたり、
外集団への攻撃性に関係し得ることが示されています。

だからこそ、応援で大事なのはこれです。

  • 相手を貶す方向に使わない
  • 集団の勢いで無理をさせない
  • 「誰のための応援か」を外さない

「フレー」は、正しく使えば最高の応援です。
でも“勢いの力”があるからこそ、誤解も起こります。

➡️ 次は、よくある誤解(旗を振れ説・バンザイ問題)を、根拠つきで整理します。

7. 注意点や誤解されがちな点(誤解の理由と対策)

誤解①「フレー=旗を“振れ”」?

結論から言います。

それっぽいですが、語源としては否定されます。

語源辞典の記述を引用した図書館レファレンスでは、
「応援で旗を〈振レ振レ〉という掛声ではない」と明記されています。

なぜ誤解しやすいのか

  • 応援=旗、のイメージが強い
  • 「フレー」と「振れ」が音で似ている
  • “納得できそうな説明”を脳が作りやすい

対策(覚え方)

フレーは「動作」ではなく「歓声」由来。

誤解②「バンザイなら、負けてる時に言うのおかしくない?」

ここは、言葉の“役割の増え方”で解決できます。

語源辞典の整理では、英語側の叫びが
「歓喜・賞賛・激励」を表すとされ、
そのうえで日本では試合中の「ガンバレ」用法として定着した、と説明されています。

つまり、

  • 元:勝った時の歓声(バンザイ的)
  • 日本:途中の激励としても使う

「結果だけ」から「途中」へ、役割が増えたのがポイントです。

誤解③「英語圏でも“フレー、フレー”って言うの?」

英語として hooray/hurray/hurrah は現役です。
ただし、日本のように「途中で連呼する激励」として固定された用法とはズレがあり得ます。
だから6章で紹介したように、場面で言い換えるのが安全です。

リード文(短い導入)
ここまで読めたあなたは、もう「フレー」を説明できる側です。
ただ、語源の話は枝分かれしやすいので、最後にFAQで論点を整理します。

7.5. よくある質問(完全版)|フレー、フレーの“モヤモヤ総ざらい”

知りたい質問だけ読んで、気持ちよく答え合わせしてください。

深掘りFAQ

Q1. 「フレー」と「フレーフレー」は意味が違いますか?

A. 基本の意味は同じで、繰り返しによって「応援の型」として定着した言い方です。短く、揃えやすいからこそ集団応援に向きました。

Q2. 英語の “Hooray!” はどんな場面で使いますか?

A. 典型は「良いことが起きた直後」の歓声です。勝った瞬間、合格した瞬間、誰かを称える場面などで使われます。日本の「途中の激励」とは中心用途が違います。

Q3. 「Hip, hip, hooray!」はいつ使う定型句?

A. 結婚式や式典などで、みんなで声を揃えて称賛・祝福する定型句として説明されます。「儀式っぽい応援」だと思うと分かりやすいです。

Q4. 「フレー」が日本で“がんばれ”になった理由を一言で言うと?

A. 「途中を押す応援文化」と「短く揃えやすい音」が噛み合い、学校行事で毎年反復されて定着したから――です。

Q5. 「奮え(ふるえ)」が語源という説はありますか?

A. 似た音から連想されやすい説ですが、語源としては英語由来説が辞書・語源辞典で広く採用されています。混同しやすいので、本文の根拠パートに寄せて説明すると安全です。

Q6. 「エール」と「フレー」は同じ?

A. 近いですが同一ではありません。日本語の「エール」は応援の掛け声や応援そのものを指すことがあり、「フレー」はその中でも具体的な掛け声のひとつ、という関係で捉えると整理しやすいです。

Q7. 「ファイト!」は英語圏でも応援として普通?

A. 日本語では応援として定着していますが、英語ではまず「戦う」の意味が強めです。英語圏では “Come on!” や “Go!” などの方が無難な場面が多いです。

Q8. 「ドンマイ」「ネバーマインド」は本当に英語由来?

A. 日本語の辞書では、Don’t mind / Never mind 由来の励ましの掛け声として載っています。ただし英語で同じ“掛け声感”で通じるとは限らず、ニュアンスがズレやすい点が「外来っぽい言葉あるある」です。

Q9. 声を揃えると気持ちが上がるのは気のせい?

A. 気のせいだけではない可能性があります。同期(シンクロ)行動は一体感や協力行動に関わる研究があり、集団で声を出すことの効果が示唆されています(本文の研究紹介パート参照)。

Q10. 応援のデメリットってあるの?

A. あります。集団の同期が強いと、勢いで攻撃的になったり、相手を貶す方向へ流れやすいリスクが指摘されることがあります。記事で書いた通り「誰のための応援か」を外さないのが大切です。

Q11. 「フレー」を英語で“途中の応援”として言い換えるなら?

A. 場面にもよりますが、途中の後押しなら “Come on!” “Go!” などが分かりやすい定番です。達成の歓声なら “Hooray!” がハマります。

Q12. この記事を読んだあと、次に何を見ればいい?

A. まずは語源辞典(おすすめ書籍)で「同じ型の言葉」を引いてみてください。次に、縁の地(早稲田の応援文化)や実際の応援現場を体験すると、言葉が“空気”として理解できます。

ここから先はコラム編です。英語圏の定型句や、応援が心を動かす仕組みへ進みましょう。

誤解が解けると、次に気になるのは「関連表現」です。
「ヒップヒップフレー(ホーレイ)」とか、あれは何者なのか。

➡️ 次はコラムとして、応援の世界をもう一段面白くします。

8. おまけコラム:みんなで叫ぶ「Hip, hip, hooray!」って何?

英語圏には、集団で同時に叫ぶ“定型句”があります。

それが、

『Hip, hip, hooray!(ヒップ ヒップ フーレイ)』です。

ケンブリッジ辞典では、
大勢が同時に叫んで、だれかを称えたり祝ったりする表現として説明されています。

たとえば英語だと、こういう場面です。

  • 結婚式
    「新郎新婦に三唱!Hip, hip, hooray!」
  • 式典やお祝い
    みんなが「Hip, hip, hooray!」と声をそろえる

つまりこれも、根っこは同じです。

  • みんなで声を揃える
  • “称賛”や“祝福”を共有する

日本の「フレー、フレー」も、
この「集団で声を揃える文化」と相性が良かった。
そう考えると、歴史の流れがより立体的に見えてきます。

では「英語のフレー(hooray/hurray/hurrah)」は、どう使うの?

ここが日本との違いをいちばん理解しやすいポイントです。

英語の **hooray / hurray / hurrah(フーレイ/フレイ/フラー)**は、
辞書では主に 「うれしい!」「やったー!」の歓声として説明されます。
(メリiam-Websterでは、喜び・賛成・励ましを表すとも書かれています。)

英語での代表例(典型パターン)

① うれしい出来事が起きた“直後”に叫ぶ

  • 「We won—hooray!(勝った!やったー!)」
  • 「Hooray! I got the job!(やった!仕事が決まった!)」

② 誰かを称える/称賛する

  • 「Hurrah for the whole team!(チームのみんな、やったぞ!)」

③ みんなで“定型句”として祝う

  • 「Three cheers…Hip, hip, hooray!(三唱!ヒップヒップフーレイ!)」

日本の「フレー」との違い(ここが核心)

  • 英語の hooray/hurray/hurrah
    → 「良いことが起きた!」への反応(歓声・称賛)が中心
  • 日本の フレー、フレー
    → 試合の途中でも「がんばれ!」として繰り返し使う(“途中の後押し”が強い)

そして英語で「途中の後押し」を強く出したいとき、
よく使われる言い方の一つが **Come on!(カモン)**です。
ケンブリッジ辞典でも 「もっと頑張れ/急げ」など、相手を励ます言い方として説明されています。

※つまり、英語では
hooray=達成・称賛寄り
come on=途中の激励寄り
…というふうに役割が分かれやすい、というイメージです。

「フレー(由来:英語の歓声)」は、
英語では主に“喜びの叫び”として使われ、
日本では“途中の応援”として強く定着しました。

言葉の由来と使い分けが見えると、次は
「なぜ声をそろえると心が動くのか?」が気になります。

ここからは少しだけ理科の時間です。

➡️ 次章では、脳・神経・感情の視点で「フレーが効く仕組み」を整理します。

9. まとめ・考察(脳・神経・感情の仕組みまで)

ここは“読み返したくなる章”にします。
結論だけ先に言います。

フレーが効くのは、意味だけじゃない。
「声を揃える行為」そのものが、人の脳と体に作用するからです。

まずは1分で復習(この記事の結論)

  • 「フレー」は辞書的に英語由来と説明される
  • 語源辞典の整理では「もとは万歳の意」「激励として定着」とされる
  • 1905年ごろの早稲田の組織応援が起点として語られる
  • 大正期に運動会などで広がり、全国語になったと整理される

どうして心が熱くなる?(脳の働きの“地図”)

※ここは断定しすぎず、研究で示されている“関連”として説明します。

① 同期(シンクロ)で「仲間感」が上がる

人が同期して動く/声を合わせると、
その後の協力行動が増えやすいことが実験で示されています。

② 集団で声を出すと「つながり」が増える

集団で歌うと、つながり感が増え、
痛み耐性(エンドルフィン活性の指標として測られることがある)が上がった、という報告があります。

③ 快感や高揚に関わる脳の部位(報酬系)

音楽の快感では、ドーパミン(快感や学習に関係する物質)が
線条体(ストライアタム)などで関わることが示され、
特に「予測してワクワクする段階」と「最高に気持ちいい瞬間」で、関与が分かれるという報告があります。

ざっくり言うと、

  • 耳で聞く(音)
  • 体で揃える(リズム)
  • 気持ちが上がる(報酬系)

この3つが重なると、
「意味」より先に「体が納得」してしまうんです。

高尚な考察+ユニークな考察

高尚に言うなら、フレーは“言葉”というより“儀式”です。
儀式は、人の心を整えます。

ユニークに言うなら、フレーは「心のギア」です。
一斉に入ると、空気が変わる。

だからあなたの疑問――
「意味がよく分からないのに口が動く」――は正常です。

むしろそれが、フレーの強さです。

ここまでで“語源・歴史・心理”の筋道が揃いました。

――ここから先は、興味に合わせて応用編へ。

「フレー、フレー」をきっかけに、
応援のことばを“自分の言葉”として使い分けられるようになると、
運動会やスポーツ観戦が、ちょっと面白くなります。

この先では、似ているのに意味がズレやすい言葉を整理して、
「あ、それ知ってる!」が増える状態を一緒に作っていきましょう。

➡️ まずは、間違えやすい“応援ワード”をまとめていきます。

10. 応用編:似てるのにズレる「応援のことば」図鑑

ここからは「フレー」そのものよりも、
“フレーと同じタイプのズレ”が起きやすい言葉を紹介します。

ポイントはひとつ。

外国語っぽい=外国でも同じ意味、とは限らない
(日本で便利に育った言葉が、けっこう多いんです)

まずは「近い言葉」を整理(日本語の中の仲間)

応援の場面でよく出てくる言葉は、だいたいこの3つに分けられます。

① 掛け声(かけごえ)
作業やスポーツの場で、リズムや気合いをそろえる短い声です。
「せーの」「いけー!」みたいな“型”のある声もここに入ります。

② 声援(せいえん)
拍手や歓声を含む「応援の声」。
“人を励ます声の圧”みたいなイメージです。

③ エール
日本語では、学生スポーツなどで声をそろえる応援の掛け声として説明され、
比喩的に「応援のメッセージ」の意味でも使われます。

➡️ 次は、この中でも特にズレやすい「外来語っぽい応援語」を見ていきましょう。

間違えやすい言葉①:エール(yell)=“応援”で通るけど、英語だと注意

日本語の「エール」は、
辞書でも「声をそろえて発する応援の掛け声」などと説明されます。

でも英語の yell(イェル) は、
基本的に「大声で叫ぶ(怒り・痛み・興奮など)」の意味です。

つまり、

  • 日本語:エール=応援・励まし(温かいニュアンスでも使える)
  • 英語:yell=叫ぶ(状況によっては荒っぽく聞こえる)

このズレがあるので、英語で「エールを送る」を直訳すると、
意図と違う印象になることがあります。

➡️ 次は、もっと有名な“応援ワードのズレ”に行きます。

間違えやすい言葉②:ファイト=日本では「がんばれ」、英語だと“戦え”感が強い

日本語の「ファイト」は、
辞書でも「スポーツで『がんばれ』『がんばろう』の意のかけ声」と説明されます。

一方で英語の fight(ファイト) は、まず「物理的に戦う」が中心です。

だから英語圏で応援として無難なのは、たとえば Come on!(カモン)
「もっと頑張れ」「急いで」「やれるよ」の励ましとして辞書で説明されています。

整理するとこうです。

  • 日本:ファイト=がんばれ(応援として定着)
  • 英語:fight=戦う(応援に使うと強め・競技次第)
  • 英語で励ます:Come on! が一般的

➡️ 次は、失敗した人にかける“あの一言”です。

間違えやすい言葉③:ドンマイ/ネバーマインド

〜日本では励まし。でも英語では“そのまま”通じにくいことも〜

ミスした人に、つい声をかけたくなる場面。
日本だと定番の一言があります。

「ドンマイ!」
「ネバーマインド!」

この2つは「英語っぽい」のに、
日本の中で“励ましの掛け声”として育った代表例です。

まず辞書の結論(ここはハッキリ言えます)

**「ドンマイ」**は、英語の Don’t mind(ドント・マインド) から来た言葉で、
「気にするな」「心配するな」という励ましの掛け声として辞書に載っています。

**「ネバーマインド」**も、英語の Never mind(ネヴァー・マインド) が元で、
スポーツなどで失敗した人を励ます掛け声として辞書に載っています。

つまり日本語としては、
「励ましの言葉として定着している」=辞書が認めているわけです。

じゃあ英語でも、そのまま励ましになる?

ここが“間違えやすい”ポイントです。

英語の never mind は、
「それは重要じゃないよ」「気にしないで」の意味で説明されます。

ただ、英語で “Never mind.” だけを短く言うと
場面によっては そっけない/突き放した感じに聞こえることもあります(ニュアンスの問題)。

また Don’t mind も、英語では
「(私は)気にしないよ(I don’t mind …)」のように使われやすく、
日本語の「ドンマイ!」のような“決まり文句の励まし”とはズレやすいです。

まとめ:フレーと同じ「日本で育った外来っぽい言葉」

結局この2つは、

  • 形は英語っぽい
  • でも日本では「励ましの掛け声」として固まった

というタイプです。

だから「フレー」と同じく、
**外から来た形が、日本の場面に合わせて“使い方が育った”**と考えると納得できます。

(英語で励ましたいときは、状況に合わせて別の表現を選ぶほうが安全です。)

➡️ 最後に、ついでに覚えると雑談が強くなる小ネタをひとつ。

おまけ:ガッツポーズは「guts pose」という“日本で育った言い方”

「ガッツポーズ」は、
辞書では guts pose という語として扱われ、
「うまくいった/勝った」などを表すポーズとして説明されています。

こういう「英語っぽい形だけど、日本で意味が固まった言い方」も、
フレー周辺の話と相性がいいネタです。

「フレー」だけでなく、
応援の言葉には “意味のズレ”や“育ち方の違い” がたくさんあります。

知っていると、会話が一段ラクになります。
そして次は、もっと深く調べたい人向けに、

**「信頼できる辞典・本」**と
**「実際に体験できる場所」**をまとめます。

➡️ 11章では、学びの近道だけを厳選して紹介します。

11. さらに学びたい人へ(おすすめ書籍・縁の地・体験できる場所)

「フレー、フレー」の由来が分かると、
次は “似た言葉も自分で調べられる力” がほしくなります。

おすすめ書籍

ここでは、初学者から中級者まで、
長く使えるものだけを厳選しました。

📘 初学者・小学生にもおすすめ
『小学生のまんが語源辞典 新装版』(監修:金田一春彦/金田一秀穂)

特徴
・まんが+イラスト中心で、語源が「場面」として頭に残ります。
・収録語は子どもが興味を持ちやすい題材が多めです。

おすすめ理由
・「語源ってなに?」の入口に最適。
・親子で“クイズ感覚”で読めるので、挫折しにくいです。

📗 中級者向け(身近な言葉を“テーマ別”に深掘り)
『身近なことばの語源辞典』(西谷裕子 著/米川明彦 監修)

特徴
・身近な言葉を、食べ物・衣類・スポーツなどテーマ別に整理。
・日常語をまとめて「ついで調べ」しやすい構成です。

おすすめ理由
・「フレー以外も気になってきた!」という段階にちょうど良い。
・語源が“生活の風景”とつながって見えるので、記事ネタも増えます。

📕 全体におすすめ(本気で沼りたい人の“最終装備”)
『日本語源広辞典[増補版]』(増井金典 著)

特徴
・語数が多く、読み物としても楽しめるタイプの語源辞典。
・「豆知識→国語・古典の学習まで」と幅広くカバーする方針が明記されています。

おすすめ理由
・「語源をちゃんと一次情報寄りで追いたい」人に刺さります。
・ブログ記事を書く側の“裏取り”にも使いやすいです。

🏫 縁の地:フレーのルーツに近づける場所

早稲田大学(応援部の沿革)

早稲田大学の公式ページには、
「フレー、フレー」が 早稲田のカレッジエールを起源とし、
1905年(明治38年)秋の早慶戦での組織応援が背景にある、という説明があります。

おすすめ理由
・“ネットの噂”ではなく、まず公式の沿革で筋道を確認できます。
・「いつ頃から?どう広まった?」の骨格が一気に固まります。

⚾ 体験できる場所:応援文化を“体で理解する”

東京六大学野球(神宮球場)で「声が揃う瞬間」を体験する

東京六大学野球連盟は、6大学で構成される大学野球リーグです。
早慶戦などの試合では、応援席の案内も公式に出ています。

おすすめ理由
・「フレー、フレー」が“言葉”から“空気”に変わる瞬間を体感できます。
・記事で書いた「集団で声を揃える文化」が、いちばん分かりやすい形で見えます。

辞書で意味を確かめて、
本で背景を広げて、
現場で空気を浴びる。

この3つがそろうと、
「フレー」は“知識”から“自分の言葉”になります。

12. 疑問が解決した物語

駅伝の放送が終わったあとも、あなたの胸はまだ熱いままでした。
さっきまで「フレーって何?」と引っかかっていたのに、今はその正体がはっきりしています。

(フレーは英語の歓声が元で、喜びや称賛の声。)
(でも日本では、途中で背中を押す「がんばれ」の言葉として育ったんだ。)

そう分かった瞬間、さっきの自分の叫びが、急に頼もしく思えてきました。
「意味がズレてるのかな…」という不安が消えて、応援の声がまっすぐになります。

もう一度リプレイ映像が流れたとき、隣の家族がまた叫びます。

「フレー!フレー!いけー!」

あなたは笑って、少しだけ姿勢を正します。
そして今度は、言葉の意味を知ったうえで、こう声を重ねました。

「フレー!フレー!――大丈夫、まだいける!」

“やったー!”の歓声が、いつの間にか“がんばれ!”の力に変わっていた。
だから負けそうな場面でも言っていい。
むしろ苦しいときほど、言葉は人を前に押します。

その日のあなたは、応援の仕方をひとつだけ変えることにしました。
ただ叫ぶだけじゃなくて、次からは――

  • 相手を追い込む言葉ではなく、背中を支える言葉を添える
  • 「勝て!」だけじゃなく「大丈夫」「いける」を混ぜる
  • そして、声をそろえるときは、相手を貶さず自分たちの熱をまっすぐ使う

言葉は、意味を知ると“道具”になります。
道具になった言葉は、誰かの心を折るためじゃなく、立たせるために使いたい。

あなたはテレビを消しながら、ふと思いました。
「フレー、フレー」を知っただけで、応援が少し上手になった気がする、と。

さて、あなたならどうですか。

次に誰かを応援するとき、
「フレー!」のあとに、どんな一言を添えますか?

13. 文章の締めとして

「フレー、フレー」は、意味を知らなくても口から出てきます。
でも、由来を知ったあとに同じ言葉を言うと、声の重さが少し変わります。

それは知識で賢くなったからというより、
昔から続く誰かの声に、自分の声がそっと重なった気がするからです。

歓声が国を渡り、時代を渡り、
運動会の土埃の中や、テレビの前のリビングまで届いてきた。

そして今日、あなたの中で
「フレー」はただの掛け声ではなく、
人を支える“ことば”になりました。

たった一言でも、誰かの背中を押せる。
そう思えた瞬間から、応援はもう立派な技術です。

補足注意

本記事は、作者が信頼できる資料を個人で確認できた範囲をもとにまとめています。
ただし、語源研究には別説や未解決の論点が残ることがあり、ここで示した説明が唯一の正解とは限りません

また、言葉や文化の研究は進み続けるため、
将来、新資料の発見や研究の更新によって、解釈が変わる可能性もあります。

🧭 本記事のスタンス
この記事は、「これが唯一の正解」ではなく、
「読者が自分で興味を持ち、調べるための入り口」として書かれています。
さまざまな立場からの視点も、ぜひ大切にしてください。

このブログで少しでも興味が湧いたなら、ぜひ次は、辞書や文献を開いて“あなた自身のフレー”を確かめてみてください。

フレーフレーが本来もっていた「バンザイ!」の気持ちは、知れば知るほど、声ではなく心の中でも鳴り続けます。

最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました。

それではあなたの毎日にも、「フレー、フレー=バンザイ!」のような小さな歓びが増えますように。

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