ーーーーーー久能整 大学生の言葉 ミステリと言う勿れ
大学の同級生が遺体で見つかり、その容疑者として任意で警察署で取り調べを受けている久能整、そのような状態で犯行については一向に否認しつつも、何故か刑事達との悩み事相談?身の上話からの談話?のような話の中で
風呂光聖子巡査に言った言葉です
男女だけじゃない、もう一つの存在意義とは?
心に響いたこと
女だからってなめられるな コワモテ連中と渡り合えない 一係に入れておく意味がわからない
など、いわいる男社会のいような環境に バカにされている なめられたくない
と感じている風呂光巡査
久能整は風呂光の存在意義
なめられないように気をつけるべきは署のおじさんたちだと話します
風呂光巡査は存在意義について
いじられ役?マスコット?雑用?数合わせ?目の保養?かとも思っていますが
久能整の見解から発した
久能整の言葉
人間が3種類いたらいいなあと 思ってて
男と女ともう一つ別の種類が
中性的とかそういう意味じゃなくて
全く違う思考回路の別の種族が同じ配分でいたらなあって
漫画 ミステリと言う勿れ Episode1 容疑者は一人だけ より引用
でした。
バラエティ豊かな人間の種類―男・女・第三者―それぞれの意義と役割
更には偏見だが おじさんたちは徒党を組んで悪事を働く
隠蔽や密談、不正を
働くと考えています
そこに女の人が混ざると 女の人は 群れない 加担してくれないので
結束が乱れるのでお 徒党を組んでの悪事がやりにくい
しかしその反面集団で戦ったりしないから個人戦になってしまい、取り込まれ脅され排除される危険性がある
だからこそ不正を見張れる存在の、一種類がいてほしいと考えています
その存在が風呂光巡査はではないか
見張る位置 違う生き物として 混ざらないでいてほしいと話します
同じようにまだ徒党を組んでいない池本巡査は、まだ若い、青臭いガキ、などと乗せられてしまう危険性を示唆します
確かに清濁併せ呑んでこそ、一人前になるため、感情論はやめろ、などと年配の方や上司に言われてしまったら、
このまま流れに身を乗せられるのがうまい生き方なのか、社会とは会社とはこういうものなのか、このようにして回して回っていくのか、いかなければならないのかなどど都合よく自分も周りも騙しつつ、いつかはそちらの考えが正しい当たり前だと平然としている、社会人として過ごしていくのでしょうし、実際にそのような事柄に忸怩たる思いを胸に秘めつつも押し殺し、心の声を聞かないふりをし過ごしている時間のなんとおおいことか
三権分立のように国家公安委員会のように目を見張らせていつ存在があることで、自制することにもつながるのかもしれません、どこまで分立が機能するのかは力関係がものを言うのでしょうが
すくなくても志や机上論では見張り合える立場がいる、最悪の事態は防がれる防波堤としての存在があることは大切であり必要ですよね 自分の暴走を抑えるためにも、いざという駆け込み寺的な存在のためにも、どちらにも組みしない存在、立場があるということは
人間にとっての第三者的な存在、第三者的な種族とはどのような領域にどのような思考回路なのでしょうか、実際に存在するとしたらそのように関われるのか、男と女ではなく 男と第三者 女と第三者 第三者と第三者との組合せになっていくのでしょうか?
それとも、第三者は第三者とだけで社会を営みつつも、監視 見張りとしての立場として関わってくれるのでしょうか?
それが種族なのでしょうか種類ではなく種族と話した久能整、同じ目線でありながら違う方向を意識することで様々な考え方をできる、考え方を汲み取れる組織、族になることが必要だとかんじたのでははいかと思えることが出来た感銘を受けた言葉に新たな響きを得ました
皆さんはどのように感じられるでしょうか
久能整の言葉を直接読みたい方は
ミステリと言う勿れ 田村由美 フラワーコミックスアルファ 小学館
第一巻 Episode1 容疑者は一人だけ
を読んでみてください
どのような新しい響きがあるの楽しみです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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