『全員の得点なんだ!!!』チームスポーツの真髄に迫る―青井葦人の成長とチームメイトへの感謝

漫画

『全員の得点なんだ!!!』

ーーー青井葦人(あおいあしと)中学生サッカー選手 の言葉です。 アオアシ

心に響いたこと

全員の得点に込められた感謝と成長の物語

四国愛媛県の中学サッカー大会県予選

そこで、

一人でサッカーしている、

と揶揄されるほど目立つ存在の選手が活躍していました そのFW選手が 青井葦人10番

相手チームも、そいつさえ止めたらと警戒すつつもハットトリックを決められてしまいます

このゴールで4対4そこで相手チームのGKは小学校時代の青井葦人を知る人物が話しかけます 自分勝手なプレーで有名だった つまらんサッカーしてる などと挑発的な言葉を投げかけますが 意に介さずに飲み込む葦人選手でしたが 突然の頭突き!! もちろん反則 中学最後の大会は4対6で敗れてしまい、葦人にきていた高校の推薦話も流れてしまいます

味方選手も泣き崩れ、仕事を休んで観に来ていた母親も怒り心頭です

そんな中不敵な笑みを浮かべる男性が、試合後走りまくっている葦人に声をかけます

海辺でサッカーボールを操る華麗なテクニックに魅了された葦人も興味を持ちます、同じようなことをしたくて葦人もサッカーボールを蹴り出しますが、なかなか同じような技術はおこなえません

黙々とひたすら、練習している葦人の傍らで先程の男性である東京シティ・エスピリオンユースで監督をしている福田が話しかけます

今日の試合で見たプレーについて、目をみはる部分が気になった様子 葦人に戦術に興味のないこと、自分が得点することしか考えていないこと、などを見抜きますそのうえでなぜか、葦人がボールを拾う試合中ずっと ありえない とまるですいよせられるように と話します

その頃、遅くまで帰らない青井家には訪問者が、今日の試合で葦人に反則をさせようと目論だ選手とその親がその出来事について、謝罪しに来ます、チームメイトの悪口には耐えていた葦人ですが母親の悪口には耐えられず…という真相でした

さらには、チームメイトも帰りの遅い葦人を心配し遅くまで、自主的に葦人を捜索していること葦人には感謝していることを描写されています

そんな中、福田監督や家族、チームメイトにたいするような思いの溢れた

青井葦人の言葉

最後の得点シーン!?あん時は、

すげー疲れてたのに、必死にゴール前までボールをつないだ、あいつらのおかげなんだ!!

だからこぼれ球なんかじゃねぇんだ!! 偶然でもねぇ!!

全員の得点なんだ!!!

漫画 アオアシ 第1話 ファーストタッチ より引用

でした。

その言葉とともに、葦人は改めて 自分を受け入れてくれたチームメイトのおかげでサッカーが好きだと思い出せます

葦人の能力はもちろんずば抜けて高く、その事によって自分よがりのプレーを行ってしまうこともママありますが、自分自身でもきちんとそのことを自覚しておりその上で、そのことを受け入れてくれた周囲にも感謝しており、そのために行動していることに対しても気付き理解して向き合っている

一見自分勝手のように見られがちな、突出した才能、そこだけを切り取ってしまうと一人でやっている、独りよがりの行動と外からは感じられてしまいますが、葦人に関しては周囲のことをきちんと気にかけ自分には足りないことを理解しそのために負担をかけていること、手を借りていることを意識して感謝しているからこそ、チームメイトもも葦人に対して純粋に感謝してパスをだすし、試合後の疲れた身体でも葦人を心配し探してくれるような関係性になっているのでしょうね

全員の得点 全員の行動結果 全員のおかげで

一つの結果に対して、様々な人達の手助け、様々な人達の行動が関わっていることを忘れてはいけないということを改めて思い起こさせられるような言葉でした

目に見える手助けや支えだけではなく、裏方の支えや、それまでに構築された支え、その行動にいてれるようになった流れやその行動や道のりができるために努力してくれた先人たちの行動、過去のことも含めれば、たとえ最後の瞬間に自分がいたとしてもその結果に対する貢献度がどれくらいの大きさで、ちっぽけなことなのか考えなくてはいけないかもしれません常に周囲に感謝しながら協力できれば自分も誰かの未来の結果に役に立てるような行動を取れるようになれるのかもしれませんね

それまでの過程に対しても目をむけなくてはいけないと、

感銘を受けた

心に響く言葉でした

青井葦人の言葉を

直接読みたい方は

アオアシ 小林有吾 ビッグコミックスピリッツ 小学館

第1巻 第1話 ファーストタッチ

を、読んでみてください。

皆様にはどの様な新しい響きがあるのか、楽しみです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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