弱井幸之助

弱井幸之助（よわいこうのすけ）精神科医の言葉によると、心の弱さではなく脳の誤作動として理解されるパニック障害に苦しむ北野薫子の物語をご紹介します。日本の精神科へのアプローチについても考察されており、精神病患者が多いけど自殺は少ない国という状況を比較しています。精神科医として活躍する弱井の言葉に触れながら、精神科への理解と意識の重要性について考える一冊です。