福音館書店

絵本

『それは よかったね』ーー母の愛に学ぶ、子どもを信じて待つ力──絵本「きかんぼうのこぐま」からの学び

言うことを聞かず飛び出した子熊を、母熊は優しく迎え入れました。絵本『きかんぼうのこぐま』に描かれた、子どもを信じて待つ母の姿から、親としてのあり方を考えさせられました。
絵本

もちどろぼうは あなの なかに はいっていきました!ーネズミのリアルなサイズ感に驚いた!『もちどろぼうとおまわりさん』の齟齬が生む面白さ

『もちどろぼうとおまわりさん』を読んで驚いたのは、ネズミのおまわりさんの意外なサイズ感。物語の中で自然と思い込んでいた「人間サイズ」が崩れ、そこから感じた現実とのズレや、思い込みの怖さと面白さについて考えました。
絵本

ないしょ ないしょの いいところ

楽しみにしていた菜の花のお花見でしたが、菜の花を使った美味しい料理を味わいたくて、ついつい沢山菜の花を摘んでしまい肩を落としていた相手に言った言葉です。
絵本

すべりだいは ぜったいに うごいては だめだ。くしゃみを じっと がまんだぞ

公園で象型の滑り台になる仕事をしているゾウタロウ、寝る前には子供達と一緒に滑り台になるための練習をします。その時に教えてくれたゾウタロウの言葉です。
絵本

おへそを たべないと、あめを ふらすことが できません

人々にイタズラを繰り返すかみなり、おしょうさんが知恵をつかい捕まえます。その時にすぐに断罪せずに相手の言い分を訊いてみたおしょうさん。その時に、かみなりが答えた時の言葉です。
絵本

なあんだ やねのゆきが とけていたのか

雨だと思っていた雫の正体は雪解けの水滴だったと気づいた少女が言った言葉、少しづつの変化でもいつかは雪解けのように目に見える形になると感じられた言葉でした。
絵本

ふたりのかたになにかがふれました。

知らない、分からない言葉や存在に対して、その言葉を存在を一生懸命にかつ楽しんで想像してながら理解しようとしていく、そんな時に近づいてくる影の存在についての表現です。