『自分のことは自分で守って私にはあなたのことまで守りきれない』自分自身を守る責任――他者に頼らず前向きに

小説

ーーーミア 物語の中の言葉です

ブレイディみかこ著「両手にトカレフ」 ‎ポプラ社

子どもの貧困問題をえがいた本を紹介した番組でのシーンです

自分の心に響く言葉――自分を守るべきは自分

感じたこと

日常の中で、私たちは様々な困難に直面することがあります。家族の問題や環境の制約など、自分自身の境遇や他者の影響で、思うように進めないことも少なくありません。

しかし、ある番組で出会った言葉が私の心に深く刺さりました。

それは

「自分のことは自分で守って、私にはあなたのことまで守りきれない」

2022年8月20日放送 「世界一受けたい授業」ブレイディみかこ著「両手にトカレフ」より引用

という言葉でした。

この言葉を通じて、自分自身を守る責任や重要性を実感し、人生において前向きに取り組むことの大切さを再認識しました。

内容

私の出会った言葉は、あるテレビ番組で子どもの貧困問題を描いた本を紹介するシーンで登場しました。主人公のミアは、クラスメイトのウィルから話しかけられますが、彼女は忙しさの中で楽しむ余裕がなく、彼を拒絶してしまいます。ミアには弟のチャーリーの面倒を見る責任があり、また、アルコール依存症の母親の代わりに家事や家族の世話を一人で引き受けなければならないのです。

ある日、ミアは家に帰ると母親がぼんやりと座っている姿を目にします。母親はソーシャルワーカーとの話をしていたようですが、内容を理解していない様子でした。ミアは母親に話しかけ、その出来事について尋ねますが、母親は理解できなかったと答えます。この場面で、ミアは自分のことを自分で守る必要性を感じ、言葉を発します。「自分のことは自分で守って、私にはあなたのことまで守りきれない」と。

この言葉は、アルコール依存症の母親に向けられたものでしたが、私自身にも大きな影響を与えました。人は時に、自身の境遇や他者のせいにして、行動を起こさずにいることがあります。周囲の状況や他者の責任に委ねてしまい、自分自身を守ろうとしないこともあるのです。

しかし、この言葉はそんな言い訳や理由を作ってしまう自分自身に警鐘を鳴らすものでした。自分を守るべきは自分自身であり、他者に頼ることではないのです。たとえ困難な状況に立たされていても、自己責任を持ち、前向きに行動することが必要なのです。

この言葉が私に与えた感銘は大きく、自分自身を叱咤激励する必要性を再認識させられました。たとえ私が現在困難に直面しているとしても、その状況に比べればまだ恵まれていると思うべきだと気付かされました。本当の苦境と比べたら、私の困難は些細なものに過ぎないのです。

考えたこと

番組で出会った

「自分のことは自分で守って、私にはあなたのことまで守りきれない」

2022年8月20日放送 「世界一受けたい授業」ブレイディみかこ著「両手にトカレフ」より引用

という言葉は、私の心に響く、感銘を受けた一節でした。

この言葉を通じて、自分自身を守る責任と重要性を感じ、他者や状況のせいにせずに前向きに行動することの大切さを再認識しました。

自分自身を叱咤激励し、自己責任を持って行動することで、私たちはより充実した人生を歩むことができるのではないかと考えられました。

困難な状況に立ち向かう人々への敬意と共に、この言葉が多くの人々の心に響くことを願っています。

本の紹介です

ブレイディみかこ先生「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」著者が出演された

2022年8月20日放送 「世界一受けたい授業

両手にトカレフ』の再現ドラマでした

令和5年現在 「hulu」で見ることができます、色々な目線で見てみませんか。

面白い時間になるかもしれませんね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました