人の悩みって複雑だと思いますか?

漫画

 

今回の相談者は聞き上手になり同じサークルの藤宮さんとと仲良くなりたい虹野です。

どのような話を振れば良いのか相手がどのような考えを持っているのかが簡単には分からないと言う虹野に言った上野の言葉です。

その人の趣味とか悩みとかを大別するだけならば、どれも単純でありふれたもの、仕事・学校・恋愛等それぞれの分野で発生する悩みは同じだと言う上野、つまりは検索サイトで、その人にあったワードを(今回ならば サークル 悩み という感じに検索)入れてみればほぼほぼパターン化していると虹野に伝えています。

運良くパターンに当てはまらば良し。仮に当てはまらなくても相手が悩みを話し始めるキッカケにはなりえると教えてくれました。

確かに話のキッカケとして、振りやすい話題なのかもしれませんよね。深刻過ぎる悩みを振ってしまったり、相手が例え話よりも深刻な悩みに陥っていなければですが。

逆に深刻な悩みを打ち明けてくれるくらい親密になっていればここまで悩まないのでしょうか?

上野の、人の悩みはとても単純でありふれたもの、と話した先は、ずべ手は人間関係による悩みと続くのかと思ってしまいました、アドラー心理学を用いて。まあ、漫画上で悩んでいたキャラクターは介護・パワハラ・サビ残等人が絡んできているので結局はその真理が当てはまってはいるのでしょう、と負け惜しみを言っても大丈夫ですかね。

今回の悩み主である虹野は、トークに自信があると言っており、漫画の描写でも上野の登場時一つの発言の返事について、マシンガントークかのように喋り続けていました。

自分は話下手であると感じており、話を振られてもなかなかその話題から、話をふくらませることも、盛り上げることもできないと感じていますし、自分から話のネタを振ることもかなり勇気と労力を必要とすることが多々あるので、話し上手な人や、トークに自信があると言い切っている虹野が羨ましいですが。

今回の虹野はこれがトークに自信があるということなのかな?とも感じてしまいます、一方的に話す、母し続けている、相手は(上野)口を挟めずにいて、興味もなさそう。

話し上手はこちらがネタを振りつつ相手が話しやすい、相手も自分の事を開示しやすくなる状況を作り出せる技術だと考えていたのですが、どうなんでようか?

そのように考えると、聞き上手も、話し上手も、こちらからネタを振り、相手に話してもらう、相手が話しやすい状況を作り出すという技術として同じなのかもしれませんね、どちらも難しくけれども技術ならば習得が可能だとも考えられますね。

このような技術の習得を困難だけれども、試すだけの価値はあると分かっていはいるのですが尻込みしてしまいます。

虹野に関しても一人で淡々と喋り続けられる事に羨ましさを感じています、自分はあれほど話し続けられる気概もネタもないので。

そのような虹野、上野との出会いは、本屋でした。

サークルの買い出し(虹野はデートだと思いこんでいる、思い込もうとしています)で一緒になる藤宮と仲良くなりたいと考えている虹野、いい印象を与えたいと「聞き上手になる方法」という本を購入します、この時の店員さんが上野でした。

本屋を出た後、何故か占いをしているテントがあります、当然占い師は上野ですが、そこでせっかくだからと当然のように占ってもらう虹野。

デートに行くことを占って欲しいと告げる虹野に、デート成功の鍵は聞き上手になること、と占う上野でした、が大きな闇も見えるとも言います、聞き手になる自信がないのでは?と上野が問うと虹野は物凄い文字数を喋りだします、一人で。

そこで変装をときつつ、上野が現れ占いの内容は※ホット・リーディングというテクニックで話したと告げます。

今回は本屋に変装した上野が、虹野の購入した本から悩みを推測し、占いに利用したとのことでした。

詐欺師のかたがよくつかうテクニックだそうなので、気をつけないといけませんよね。気をつけても、それ以上の騙しテクニックを使おうと狙ってくるのが詐欺師の怖いところですが。

このようなテクニックを使う裏には、上野は人は誰しも自分のことを理解、分かってくれる人が好きだと言います。

つまりは考えや悩みを当てるのは、この人は自分のことを知っている、理解している、しようとしている、そんな人なんだと思わせられる、思い込ませられる人心掌握に有効なテクニックになり得ると言っています。

共感と考えても間違いではないそうです。

相手の考えを何の準備もなく当てるのはかなり難しい。

ではどのようにするのか?知りたい人の知人や友人に訊くのもいい案ですが、そのような行為が本人にしれてしまうというリスクもつきまといます。

裏で本人の事を調べていると分かったら、恐怖を感じられてしまう、ストーカーだと感じられてしまうという可能性もあるので、本人に伝わる可能性の高い友人からはあまり探りを入れないのが良いということでした。

そこで、他の案を提示する際に言った上野の言葉が

虹野様

人の悩みって複雑だと思いますか?

漫画 ラブホの上野さん第2巻引用

でした。

虹野は、悩みは人それぞれで複雑だと言いますが、上野はとても単純でどれもありふれていて、違うのは細かい部分であるといいて言います。

確かに大まかな悩みは、悩んでいる事は同じなのですかね、だからこそ大勢の人が悩み、同じように苦しんでいるとも考えられてしまいますね、こんなにも人は悩みから離れられないのか、悩むことが生きることに必要な事なのでしょうか。

悩むことが当たり前でありその悩みを解決し、または避けて生きるように頭に、遺伝子に刻み込まれているのでしょうか、そのおかげで安全に無事に生きていられるのでしょうか?苦しいと観じることも生きぬくために、必要な技術なのでしょうか?

そのように、様々な悩みを抱えている人類は、そのような悩みを解決するためネットを使い、または吐き出すためにネットを使い、そのような悩みを解決してくれる方法もネットから拾い出せることもあります。

つまりネットで検索してみれば、概ね同じような状況の人がどのようなことで悩んでいるのか、悩んでいそうなのかが分かる、分かってしまうということでした。

悩みを解決する為にネットを利用することはあっても、どのような悩みがあるかに使うとういことは、意識しませんでし。

知るということは、知られるということでもあるのですね、少し恐怖を覚えながらも、心に響いた感銘を受けた言葉でした。

皆様も上野の巧みな変装や聞き上手になるためのテクニックを直接読みたい方は

ラブホの上野さん 漫画 博士 原案 上野 MFコミックス KADOKAWA

第2巻 第八話 運命の下調べ

を是非読んでみて下さい。

皆様にはどのような新しい響きがあるのか楽しみです。

ホット・リーディング

あらかじめ調べておいた情報をさも今 当てたように振る舞うテクニック

漫画 ラブホの上野さん第2巻より引用

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