『あたり前のことを忘れてしまうんです』当たり前のことを忘れない心の大切さ – 漫画コンシェルジュからの人生の教訓

漫画

あたり前のことを忘れてしまうんです

漫画 コンシェルジュ 第3話 仕事の対価 より引用

ーーー最上拝 コンシェルジュ の言葉です。漫画コンシェルジュ より

心に響いた部分

クインシーホテルで働く、

川口涼子とその上司の最上拝

毎週月曜日にはありがたくて、

あくびの出る、オーナーの簡単かつながーい訓示があり、

皆でそれを、聞いています。

あっけにとられる人が大半の中、

黙々と興味深くメモを取りながら聴いている人物が最上でした。

人と人の繋がりを大切にする考え方

今回のお客様のご要望は、

月産自動車の営業部長である中山彩子様。

仕事熱心な彼女はオーナーの知り合いで

今回も年間30室の契約を結んでくれたとオーナーもご満悦。

最初は要望はイタリア語の翻訳でしたが、

仕事熱心なでかつ成果主義な彼女は、

契約の取れない部下にご立腹。

ホテルのロビーだろうと叱責の嵐、

流石に目に余ったのか涼子は冷静にたしなめますが、

中山は自分の部下を叱って何が悪いの?と、

どこ吹く風。

そして涼子がコンシェルジュだと知ると、

本場と違うとマウントを取ろうと、

難しい要求をしてきます。

それが、ジョン・コルクレーンのコンサートチケットです。

来日中のジャズ奏者で、

すでにクインシーホテルでの取り扱い分のチケットは完売しています。

勿論外でも入手困難なチケットで、

今更あるはず無いとオーナーも焦燥感に苛まれます。

それもそのはず、

出来なければ月産自動車の年間契約は解約と中山は言い出したのですから。

中山曰く、仕事の厳しさを教える、

どのくらいの覚悟で働いているのか見せてもらう、

というものだそうですが、

あまりにも個人的な感情と仕事を

混同にしているのではないかとも感じてもしまいます。

オーナー曰く、

やると言ったらやる人物らしく、涼子にも焦りの色が伺えます。

八方手を尽くすも、

収穫はなし金券ショップにも無く、

忸怩たる思いを噛み締めてしまう涼子

そこに現れたのが上司たる最上

ホッとしたのか最上を泣きながら叩き出す涼子

理由を聴いた最上、得意の手帳を取り出し調べていると、

さも簡単なことのように、解決しました。

解決しまいました!?

涼子も驚愕の表情。

ホテルではオーナーはご立腹、

中山は、ほれみたことかと、ご満悦の様子です。

そこに要望を解決した二人が帰ってきました。

オーナーは大声をあげ攻め立てようとしますが、

しれっと解決したことを告げる二人に、

こちらの二人は固まってしまいます。

本当に解決できたのかと訝っていますが、

お客様のご要望とあらばと、

最上は柔らかい笑みでサラリと告げます。

当日も心配でたまらないオーナーですが、

一行がタクシーでたどり着いた先は、

そば屋、

これまた一行はどういうことだと?測りかねますが、

最上が戸を開くと、

店の中では日本ジャズ界のトップ演奏家ばかりの中で、

コルクレーンの生演奏中でした!

一同が驚愕するも、

最上によるとコルクレーン氏は大の麺好きで、

日本ではこの店に必ず立ち寄るとのこと、

店にはサインも飾られていました。

有名なミュージシャンが小さな店でお金も取らずに演奏していることに、

不思議そうに眺める涼子最上

大切なのは人と人との繋がり、私達も彼らも人、自分の仕事で人を笑顔にできたら嬉しい

どんな人間だって、人生があり、生活が心がある

漫画 コンシェルジュ 第3話 仕事の対価 より引用

と言い

涼子

当たり前

だと言います。

その当たり前だという涼子に更に

最上の言葉は

あたり前ですよ でも 人はすぐ その あたり前のことを忘れてしまうんです

その時に 人がどれだけ人を傷つけるか

漫画 コンシェルジュ 第3話 仕事の対価 より引用

でした。

その言葉を聴いていたのか、

演奏を聴いていたのか、

昔を思い出した中山は涙を流します。

忘れがちな当たり前の大切さ:最上拝の教えに学ぶ

そして仕事にも影響がでます、

今回も契約の取れなかった部下に叱責をするのではなく、

ともに悩み、

お客様の人生や生活を考え、

車の種類を提案する事を考案します。

お客様の生活にあった車、

部下の感情をも含めた叱咤激励をしながら仕事をする姿に変わっていました。

人を相手に仕事をしているという考えを大切にするとの思いとともに。

最上の人にはそれぞれ人生が生活があるという言葉を

忘れないように自分の仕事で、

その相手の人生を生活を楽に幸せに出来るかを何かを考えて行動できれば、

自分の仕事も世間に活かせせるし、相

手のためになるのではないか、と

心に響いた感銘を受けた言葉でした。

が、

最上のその先に続く、

その時に〜

という言葉が腑に落ちていません、

時には人を傷つけてしまうというのならば、

人を思った行動でも、

時によっては、

場面によっては傷つけてしまうことがあるという解釈が出来るのですが、

その時というと、

アタリマエのことを忘れたその時、

忘れた時に人は人を傷つけようなことをする、

その人にはその人の人生が、

喜びがあるというアタリマエのことを忘れた時に、

残忍に冷酷になるということなのでしょうか?

その前までのくだりが、

アタリマエのことを忘れずに人を思いやりなさいと言う流れだったので、

解釈しづらかったのですがそうなのですかね?

皆さんはどのようにおもいますか?

皆様も最上拝の言葉を

直接読みたい場合は

コンシェルジュ (Concierge) 原作 いしぜきひでゆき 漫画 藤栄道彦

BUNCHCOMICS 新潮社

第1巻 第3話 仕事の対価

を、是非読んでみて下さい。

皆様にとって、

どのような新しい響きがあるのか

楽しみです。

最後まで読んでいただき、

ありがとうございました。

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