『愛という宗教に入信したのかもしれない』
ーーーーツカサ ユウキの妻 の言葉です 夫は成長教に入信している
心に響いた部分
悩める夫婦
鏡に向かいこの世で一番成長している人は誰だと問いかけ、それは自分であるタカハシコウキと答えて鏡を使ったいめとれをする 夫のコウキと妻のツカサ夫婦
結婚前は仕事に対する情熱は前向きだと思えたが、これは何かにとらわれているのではと感じてしまうほどになっていた
子供を身ごもれば、赤ちゃんの成長よりも負けないように成長したいと考えるほどの「成長教」に入信しているのだと考える妻のツカサ
決断で消耗したくないので 食事は決まったもの、赤ちゃん用の粉ミルクは最高の食事!なのだろうか、試してみたい気もするのは入信一歩手前なのでしょうか…
生産性を上げたいとスキマ時間をいかに減らして成長するための時間にするのか心血を注ぐ
君ならできる 昇進 成功 というサイクルをつくられ成長を求め 出かけるならば会社とまで考え出す始末 少しわかってしまうのは入信一歩てまえ?…
それでも自分が望んで成長し続ける姿は正しいか間違っていいるかでいうならば、正しいことなのではないかとも思います
やりすぎで方向性が逸脱して、妻が困惑しようともその先の結果が仕事に自分の成長に、身体の心の健康に喜びに繋がっているのならば
その考えが、社会や会社とずれてしまっていくと、独りよがりになってしまうのかもしれません
物語ではコウキも会社の上司には結果のみを求められ、直属の部下には細かすぎるなどの声が聞き漏れてしまう
その頃から身体に変化が出てしまうように
頑張らないと 頑張らないとと身体にムチを入れてでも成長しようとしてしまう成長教信者
成長しろと やれると 考えても 思い込もうとしても 自分だけの考えや努力で回ってくれないほどに理不尽な社会の仕組み、どのような能力が必要なのかどのような実力が必要なのか理解することは困難なのかもしれません
いい仕事をすれば認めてくれるとしても、良い仕事とは、良い交渉とは、良い結果とは人の言うことを素直に聞くこと、夢を語らない堅実なことを求めること その道をひたすら歩くことが良い人生のためのレールなのでしょうか?
成長教の迷い
挑戦とは高みを望むことか、荒唐無稽な夢を語ることなのか、自分の手にできる範囲を見極めてそのための必要な根回しをすることなのか
自分の生きている価値は生きた証は何なのか、そもそも生きた証は必要なのでしょうか?
タカハシユウキは仕事と成長のに飲み込まれてしまい、休職 それでも会社は回っていたが、やはり努力して成長していた事が伝わっている人達はいたので新しい悩みながらも掴むことが出来ました、努力は無駄ではなかった、でも助けを求められるという成長も必要だったのでしょうか
愛という宗教への探求
もとからより良く生きようと成長しようとしていたコウキ、夫婦仲も良好になるような、会社での立場も無理のないような最善の策を見極めるために選んだ道は
夫は 長い長い 道のりをへて 成長教を抜け
愛という宗教に入信したのかもしれない
モーニングコミック 夫は成長教に入信している より
という妻ツカサの言葉で語られていました
心の旅の終わりを迎えて
先はどうなるかわかりませんが、漠然と成長するだけではなく、なんのための成長なのか、今の自分の未来の生活に暮らしに喜びにつながるための成長するための時間の使いな方なのかを、考えつつ成長も愛も入信が必要なのかもしれませんね
全く動かす成長教に入信する素振りもせず、同じように時が日々が過ぎていくだけの生活をしているよりはずっとマシなのかもしれませんが…
それにしても成長し続けても、結果がでず、上司にも疎まれ、部下にも煙たがられる話になるとは、最初の数話からは読み解けないような、残酷なまでの社会の仕組みが表されているようで、最後の英断?決断が出来たと思われる、勇敢な夫婦のユウキとツカサに最大の賛辞を贈りたい気持ちです
苦しくても休んだらもっと苦しくなる物理的な居場所も、精神的な居場所も無くなってしまうのでは?と考えてしまう自分にもこのような決断ができる行動力と実力を得られるような成長が必要だと感じた
感銘を受けた言葉で心に響きました
考えたこと
成長の意味、
迷いと決断は続きます。
自己のあり方を見つめ直し、
入信するのかは分かりませんが、
大切なのは自分自身と向き合うことです。
私の彼らのように、
心の旅を歩みながら
成長していきたいと願います。
成長の向こうに見える愛の光。
未知の道を進む夫婦の姿は、
私たちにとっても心に響くものがあります。
彼らが探求する愛の意味や成長の道は、
私の心にも
新たな気づきをもたらしてくれました。
ツカサの言葉を、この物語を
直接読みたい方は
夫は成長教に入信している 原作 紀野しずく 漫画 北見雨氷
モーニングコミック 講談社
を、是非読んでみて下さい。
皆さんにはどのような新しい響きがあるのか楽しみです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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