ーーー小田原茂 サラリーマン
言葉までの流れ
佐藤愛が解雇された後に出会った、幼馴染の鈴木健太にヘットハントされ無事に再就職できた会社は、プログラマ塾。その『真のプログラマ塾』のポスターを駅で見た小田原茂は、胡散臭さを感じながらも気になります。自己の生活を振り返った時に感じたに手詰まり感や、生活の様子を表した言葉です。
心に響いこと
仕事に疲れが溜まることは誰にでもあるものです。ですが小野原がそう言った言葉を口にしたとき、彼の心情に寄り添って考えてみると、哀愁を感じてしまいますし、他人事とは感じられません。
たとえ楽しく過ごし、有意義な趣味の時間を満喫しても、疲れは避けられません。私たちはそれを理解しています。しかし今回の言葉は、やりがいを感じず、充実した時間を過ごせない、ただ無駄な作業に追われる日々が続くという、会社員としての生活に対する嘆きから生まれたものではないでしょうか。
お金のため、生計のため、世間体のために、時間や人生が削られていると感じるならば、せめて仕事から得られるものとして、明日への活力を養いたいと思うのことぐらいは許されても良いのではないでしょうか?働くことの、自分自身へのご褒美として、疲れを癒やし、次に進む意欲を養う機会となってもいいのではないでしょうか。
もちろん、それは理想的な状況であり、現実的には難しいと分かっています。しかし、仕事をする時間とそれ以外の時間に分けて考えることは、私たちの心の中で自然と起こることなのかもしれません。自分が辛く、意味を感じられない時間を乗り越えたにも関わらず、疲れが私たちについてまわります。
仕事の種類に関係なく、私たちは前進している感覚を味わいたいのですが、仕事で充実感を味わえすに停滞した状態で同じ時間を過ごしていると感じてしまうと、目が覚めるとただ疲れだけが積み重なっいると感じられ、それ以外は何も積み上げられていないような感覚に陥ってしまうのではないでしょうか。
なにも変わらないと感じるほどに、疲れは増していくようです。
そんな時、私たちは自己を振り返り、現状に満足しているのかを考える必要があるのではないでしょうか?
愚痴や不満はどんなにたくさんあるのに、では、どうすればいいのでしょうか?
私たちは今の状況のなかでも感謝すること見つけることが、今ある喜びに目を向けることが出来るはずです…よね…。
周りを見回せば、道は無限に広がっているかもしれません。小野原がポスターに気づいたように、視野を広げる意識を持てば、私たちは素晴らしい発見をすることができるのです。そう自分に言い聞かせてみたいと感じられた、心に響いた、感銘を受けた言葉でした。
考えられたこと
私は疲れの不可避性という現実を受け入れる一方で、仕事に対する自己の姿勢や時間の使い方について深く考えさせられました。仕事と個人の時間を統合し、前進している感覚を持つことができる時間の使い方が重要なのでしょう。また、愚痴や不満に囚われるのではなく、今の状況に感謝し、喜びを見つけることが大切ですよね。さらに、視野を広げ、新たな発見や可能性を追求することで、疲れを超えて成長することに意識を向けたいと感じられました。
こ自己を振り返り、現状に満足しているのかについて、考えるよい機会となりました。
物語の流れ
会社を解雇された佐藤愛と、その佐藤を新たに会社を立ち上げた幼馴染の鈴木健太はヘッドハントします。
その会社は、プログラマ塾。
再就職を果たした佐藤は雇用契約を交わすとともに、最初の顧客がやってくる予定だと知らされます。
その顧客は、自己の生活に手詰まり感を感じており、打開策を模索していた小田原でした、その小田原が自己の生活をを振り返りつつナレーションした言葉が
そんな仕事でも 疲れは溜まる
え、社内システム全てワンオペしている私を解雇ですか?第2話 より引用
でした。
あまりにも、あまりにも、共感を覚えそうで、この様な現状にはなりたくないと、避けたいと感じさせられる言葉です。
この様な言葉をも考えてしまう小田原が、佐藤と鈴木によって、どの様な変化が生まれたのかが、樹になる場合や、直接この場面を読みたい場合は
え、社内システム全てワンオペしている私を解雇ですか?
原作 下城米雪 漫画 伊於 キャラクター原案 icchi 主婦と生活社 PASH!コミックス
第1巻 第2話
を是非読んでみて下さい。
皆様にはどの様な新しい響きがあるのか、楽しみです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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